寄附金控除に関する証明書はどうやって取る?

どこが出す書類か

寄附金控除に関する証明書は、国税庁長官が指定した特定事業者が出す書類です。特定事業者は、寄附金の受領の業務を行う事業者の中から指定されます。

この証明書は、令和3年分の確定申告から使えます。自治体が寄附のたびに出す「寄附金受領証明書」の代わりに、1年分の寄附をまとめて1枚で示せます。事業者の一覧は、国税庁の証明書の案内ページにあります。

寄附した場所別に取る書類

証明書に載るのは、その事業者のサイトで寄附した分です。楽天の案内には、楽天で行った寄附のみが記載され、指定事業者以外のサイトで申し込んだ分は、自治体の寄附金受領証明書で申告するよう書かれています。

寄附した場所取る書類どこで取るか
証明書を出している事業者のサイト寄附金控除に関する証明書、または自治体の受領証明書そのサイトの確定申告の案内ページ、またはマイナポータル連携
サイトを2つ以上使ったサイトごとの証明書(または自治体の受領証明書)それぞれのサイト
自治体に直接寄附した自治体の寄附金受領証明書寄附した自治体
証明書の対象になる前の寄附自治体の寄附金受領証明書寄附した自治体

対象になる寄附の範囲も、サイトごとに違います。楽天は2021年以降(2020年以前の寄附は発行されない)、Amazonは2025年7月1日以降の寄附が対象です。ほかのサイトは、それぞれの案内で確かめてください。

サイトを複数使った年は、1つのサイトの証明書だけでは足りません。もう一方のサイトの証明書か、自治体の受領証明書も用意しないと、寄附の一部が申告から漏れます。

3つの取り方

国税庁の案内では、証明書は次の方法で受け取れます。どれが使えるかは、サイトが対応しているかで決まります。

取り方必要なもの向いているとき
サイトからダウンロードサイトのログイン。e-Taxで出すなら、マイナンバーカードかID・パスワード方式の届出xmlを自分で読み込みたい
マイナポータル連携マイナンバーカードと読み取れるスマホかICカードリーダライタ入力を自動にしたい
書面で受け取るサイトが書面の発行に対応していること紙で申告する

マイナポータル連携は、事業者が対応していないと使えません。連携のやり方はマイナポータル連携の記事を、xmlを申告書に入れるやり方はxmlの読み込みの記事を読んでください。

取るまでの流れ

画面はサイトごとに違いますが、確かめる順番は同じです。

  1. 寄附に使ったサイトの「確定申告」の案内ページを開く
  2. 証明書が取れる時期と、対象になる寄附の範囲を読む
  3. 取り方(ダウンロード、マイナポータル連携)を選ぶ
  4. 取った証明書のxmlを、確定申告書等作成コーナーで読み込む(紙で出すときは国税庁の「QRコード付証明書等作成システム」でPDFにして印刷する)

申告の期限が近づくと問い合わせ先が混みやすいので、取れる時期になったら早めに取っておきます。楽天とAmazonの個別の取り方は、楽天の証明書の記事とAmazonの証明書の記事に書きました。

手元に証明書がなくて困っているときは、受領証明書をなくしたときを見てください。

よくある質問

ワンストップ特例を出した人も、証明書を取りますか。

ワンストップだけで済ませる人は、取らなくて構いません。確定申告をすると、ワンストップで出した寄附もすべて申告し直すので、そのときは証明書が要ります。くわしくはワンストップを出したのに確定申告をした場合を読んでください。

証明書の金額が合っていないと感じたら、どうしますか。

楽天の案内では、記載に誤りがあるときは、寄附を受け付けた自治体に問い合わせるとあります。ほかのサイトも、まず案内ページの問い合わせ先を見てください。

自分がワンストップ特例と確定申告のどちらになるかは、判定の道具で確かめられます。

ワンストップか確定申告か判定する

確認日:2026年11月5日。出典:国税庁「ふるさと納税に係る寄附金控除に関する証明書等について」、国税庁 タックスアンサー No.1150「一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除)」、楽天ふるさと納税「寄附金控除に関する証明書での申請手順」、楽天ふるさと納税「確定申告に関するよくある質問」、Amazonふるさと納税「寄附金控除に関する証明書(XML形式)」。サイトごとの取れる時期や画面は変わることがあります。この記事は一般的な制度の説明で、個別の税額や申告のしかたの判断ではありません。ご自分の場合は、税務署やお住まいの市区町村に確かめてください。最新の情報は公式のページで確かめてください。