ふるさと納税の確定申告で税務署へ行くときの持ち物

基本の持ち物

国税庁の手引きでは、寄附金控除の欄に、必要な書類として「寄附金の受領証明書」が書かれています。給与の源泉徴収票は、確定申告書には添付も提示も不要ですが、税務署で申告書を作る場合は持参するよう案内されています(令和7年分の手引き)。

受領証明書をなくした場合は、寄附先の自治体やポータルサイトに再発行を頼みます。書類によっては届くまで日数がかかるので、早めに頼みます。

マイナンバーと本人確認の書類

申告書を出すときは、マイナンバーを書き、本人確認の書類を提示するか写しを添えます。持ち物は、マイナンバーカードがあるかどうかで変わります。

状況用意するもの
マイナンバーカードがあるマイナンバーカード(国税庁の表では、カードがある人は別の行で示されています)
マイナンバーカードがない番号確認書類(通知カードや住民票の写しなど、マイナンバーが書かれたもの)から1つ、身元確認書類(運転免許証、パスポート、在留カードなど)から1つ

国税庁の手引きは、番号確認書類の例として、通知カードや、個人番号が記載された住民票の写しを挙げています。身元確認書類の例は、運転免許証、パスポート、在留カード、障害者手帳などです。令和7年分の手引きには健康保険の被保険者証も載っていますが、従来の保険証は2025年12月1日までにすべて有効期限を迎えています。使えるかどうかは税務署で確かめてください。写しを添える場合は、原本を添付しないようにします。

運転免許証だけでは、番号の確認になりません。マイナンバーカードがない人は、番号が分かる書類と身元を確かめる書類の2つを持っていきます。

配偶者や扶養親族などは、これらの書類が不要とされています。

ほかの控除があるときに足すもの

ふるさと納税のほかに控除を受ける場合は、手引きが示す書類を足します。次の表は、よくある控除と書類の対応です。

控除主な書類
医療費控除医療費の明細書、医療費通知(医療費のお知らせ)
社会保険料控除社会保険料の控除証明書
生命保険料・地震保険料控除保険料の支払証明書
住宅借入金等特別控除借入残高等の証明書類

医療費控除と同時に申告するときは、医療費控除と一緒に申告する場合を読んでください。

出かける前の確認表

税務署で申告書を作る人は、出かける前に次の順で確かめます。スマホで作る場合に要るもの(マイナポータルアプリと、マイナンバーカードの2種類の暗証番号)は、国税庁の案内に出ています。

  1. 寄附金の受領証明書を、全部の寄附先の分そろえる
  2. 源泉徴収票を用意する(2か所なら両方)
  3. マイナンバーカードを用意する(ない人は番号確認書類と身元確認書類)
  4. スマホで申告書を作るなら、マイナポータルアプリを入れる
  5. 利用者証明用(数字4桁)と署名用(英数字6〜16桁)の暗証番号を確かめる
  6. マイナンバーカードの電子証明書の有効期限を確かめる(切れているとe-Taxは使えない)
  7. 入場整理券のしくみを確かめる(入場整理券の記事)

自宅のスマホやパソコンから申告するe-Taxなら、税務署へ行く必要はありません。手順はスマホでの手順とパソコンでの手順にあります。

よくある質問

還付金を受け取る口座の情報は持っていくのですか?

この記事で確かめた国税庁のページには、受取口座について持ち物の記載がありませんでした。税務署の案内か、申告書の様式で確かめてください。

ワンストップ特例の申請をした分も書類が要りますか?

確定申告をすると特例は無効になるので、その分も申告に含めます。受領証明書も同じように必要です。流れはワンストップを出したのに確定申告をした場合にあります。

自分がワンストップ特例と確定申告のどちらになるかは、判定の道具で確かめられます。

ワンストップか確定申告か判定する

確認日:2026年11月5日。出典:国税庁「令和7年分 所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き 申告書に添付・提示する書類」、国税庁「申告相談の予約をオンライン(LINE)で行った方へ」、国税庁 タックスアンサー No.1155「ふるさと納税(寄附金控除)」。令和8年分の手引きは確認できていないため、令和7年分の案内を書いています。最新の持ち物は、税務署の案内で確かめてください。この記事は一般的な制度の説明で、個別の税額や申告のしかたの判断ではありません。